出張年越し蕎麦シーズン「ちょい早金曜」が納会にベスト!

12/20(金曜日)です。
あと10日ちょっとで2019年も終わります。
年の瀬に来ると忘年会を開催する会社さまも増えるかと思いますが、今年の年末は少し様相が違うようです。
一番懸念されているのが、忘年会強制参加ハラスメント問題。
細かく言わずともおわかりになるとは思いますが、会社や上司からのお達しによる忘年会参加は強制するとハラスメントとなってしまう世の中になりました。
幹事さまの参加率低下の悩みは尽きないかと思いますが、どっかの居酒屋やホテル、宴会場などに出向くスタイルから打って変わり、ケータリングスタイルによる出張型の社内納会が救世主となりそうです。
もちろん、SOBAUCHI楽常でも、このシーズンは年越し蕎麦特需ということで多くの案件を抱えている状況ではありますが、ひとつひとつの案件は、会場やスペースも違いますし、開催の主旨に合わせてセッティングする必要性があり、難しくもひじょうにやりがいのある仕事であります。

そして今回の案件を頂きましたのは、広告代理店最大手の「電通」さま。
年末は膨大な案件を抱えていることと思いますが、繁忙時期だからこそ、ケータリングスタイルがベストであると言えると思います。
カンタンに言ってしまえば、さっと納会を終えてすぐ残った仕事に取り掛かれるのが、出張ケータリングの最大のメリットです。
社員さんの拘束時間も最短で済むことでしょう。
年末の忙しい時期や、3月、4月、8月にもオススメでございます。
そうした無機質なオフィスに出向くからこそ、こうした和風装飾のちょっと異空間を演出できるのも、もともとイベントプロジェクトチームであった楽常の強みでもあります。
まさに、オフィスに蕎麦屋現る です。

今回は、温かい蕎麦をベースとした、天ぷら蕎麦 と 鴨ローストをあしらった鴨汁蕎麦をご用意致しました。
この鴨汁蕎麦は、良質な鴨肉をミンサーでミンチにして、さっと炙って臭みを飛ばし、良質な脂ごと温かいかけ汁に還元。
一緒に煮込んだりすると鴨肉は硬くなってしまうので、別でローストした鴨肉をトッピングとして蕎麦の上に乗せるという手法としました。
濃厚でかつヘルシーな鴨肉は、2020年もトレンドな食材となることでしょう。

納会がスタートすると、多くの社員さまがお集まりになって来ました。
さすがの電通さま、フロアーの広さにはびっくりです。
部署も数多く存在しており、各部署で納会が開催されているもようで、他のケータリング業者さまとも顔合わせが数度ありました。
そうした中でも、蕎麦ケータリングは珍しいスタイルであり、その場で調理を行うホットケータリングスタイルの楽常は唯一無二の存在とも言えます。
さすがに都心のビルフロアー内での蕎麦茹でまでは無理としても、提供スタッフを付け蕎麦屋スタイルで提供をするスタンスは、楽常の譲れないところでもあり、乾ききった置き蕎麦とは雲泥の差で、美味しさを提供することができます。

ケータリング業者をお選びになる場合、ホテルベース、キッチンカーベース、仕出しベース、そして、我々楽常のような飲食店ベースと様々です。
あくまで楽常は、フードを持って来るというイメージではなく、蕎麦屋を持って来るというイメージです。
このスタイルがウケ、たくさんの一流企業さまとコラボレートすることとなったのですが、まだまだ蕎麦という和フード自体の認知度というか選択度が低いのが惜しまれるところです。
選んでくれた企業さましか旨さが伝わらないのがもどかしい。

会社の中核を担う世代には、蕎麦はどんぴしゃであり、若いワーキング世代への出汁の旨味の波及に、業界として重要な任務を担っていると認識しております。
提供をした企業さまにレビューを聞けば、必ずと言ってイイほど、「好評だった!」「蕎麦がこんなに人気のフードとは思ってなかった!」という生のお声を頂きます。
もちろんそれは、こうした和装飾の演出も相乗効果で、いつものケータリング以上の反響を頂いているのだとは思っていますが、やはり、根底では日本人の出汁文化、醤油文化、麺文化が根付いてる証拠だと思っております。
どんなに美味なグルメ素材であったとしても、ピザやパスタ、ハンバーグなどのソースを食べ続ければ、必ず、醤油ベースの麺がすすりたくなるんですね。
それが日本人なんです。

また、飲んだ後の一杯も悪くないんですよねー
お酒を飲むシーンが続く年末ではありますが、〆のラーメン・・・だとちょっと罪悪感ですが、なんとなーく蕎麦だと「ま、いっか!」となるんですね。
さっぱりと〆のかけそばなんて、おつですよね。
大人の一杯、それも蕎麦の魅力のひとつかも知れませんね。

電通さまのSOBAケータリング、ひじょうに担当者さまも丁寧で親身になって案内してくれまして、真摯な対応に、下請け代理店とは格が違う印象があったのは正直な印象です。
たいがいの投げかけ案件で、雑な扱いを受けるケータリングではあるのですが、やっぱり一流って違うのだなーと思ってしまいました。
そうした舞台でも、しっかり対応して行けるよう、楽常も同じ印象を受けて頂けるよう、努力を惜しんではいけないと手綱を締める案件になりました。
ご利用頂きありがとうございました。