真野寺大黒天の門前そば屋台を出店

2020年、初仕事は縁起もよく、前回もお伺いさせて頂いた千葉南房総市の真野寺大黒天さまへ。
神社案件もこれまで何度かオファーがありましたが、門前そばスタイルでの日本蕎麦の提供は、これ以上は無いほどに相性バツグンですね。
お寺さんと蕎麦の組み合わせは最強。
朝一で川崎経由にてアクアラインをひた走り、川口キッチンから約2時間で到着です。

この門構えを見ると、いつも気が引き締まる思いです。
こちらのお寺さんでは、毎月6日に開運マルシェと称し、参拝客に対していろいろな屋台スタイルでサービスを提供しております。
マッサージであったり、占いであったり、バッグなどの物販もしかり。
その中でフードの提供を楽常に任されたという感じで、ご祈祷の合間などに食されるお客様に、温かい天ぷら蕎麦のご提供を致しました。

しかもこの澄み渡る青空。
なんという穏やかな気候でしょう。
ほくほくして眠くなってしまうほどです。

そして、今回提供の蕎麦メニューは、天ぷら蕎麦をメインにセット。
海老天にプラスして、今回は穴子とイカの海鮮天をチョイスしました。
揚げたて天ぷらの美味しさは、もう言わずともわかると思いますが、好評だったのが穴子。
蛋白な味わいと天ぷらのこってり感が相性バツグンで、そばの上にダンクすることで少し溶け出すころもがたまらくうまい!
イカはあえて肉薄をチョイスしたので、さっくりころも感とのバランスもよく、まさに天ぷらを蕎麦と共に愉しめる逸品となりました。

また、サブメニューに白玉ぜんざい。
こちらは甘いとくどくなるので、蕎麦湯を使ってさっぱりと仕上げます。
さらに少々焦がしあんという手法を使って、あえて焦がし香ばしさを出したモノです。
少々焦げの苦味を与えて、最後まで飽きさせないぜんざい、冬場のおやつにぴったりです。

おしるこを飲めば、お新香が食べたくなるもの。
こちらは10年の歳月をかけて作ったぬか床で一晩漬けた、きゅうりと大根を提供。
薄めの漬けにしてあるので、こちらも飽きずに最後の一切れまで愉しめるように致しました。

今回は一杯一杯販売を行う屋台スタイルでの提供でしたが、一番美味しい状態で提供することを心がけ、少々お待ちさせてしまうこともありました。
でも、実は蕎麦の提供は茹でたて〆たて、そして天ぷらの揚げたてを提供するのがベスト。
本当に恐縮ではありますが、少々お待ち頂いて、どんぴしゃなタイミングで仕上がった天ぷら蕎麦をお召し上がり頂ければと思っております。
そして、屋台スタイルでの販売をスムーズにするためにも、QRコード決済シェアNO1のPayPay決済も導入しております。
どんどん積極的にご活用頂ければ幸いでございます。

最後になりましたが、今回も密な段取りをして頂きました開成堂さまに、この場を借りて感謝申し上げたいと思っております。
実に大黒天さまの蕎麦提供は毎度、よい気分で終えることができます。
スタッフ一同、ありがとうございました。