SOBAケータリングで新メニュー!鴨肉のカップライス~品川グランドコモンズ~

今回のケータリング案件は、品川駅直結テナントビル郡、グランドコモンズビル。
かなり複雑なビル立地であることはわかっておりましたが、なかなか把握するのが難しい造りで、あらためてびっくりしました。
江戸っ子として東京には慣れているつもりではおりましたが、やはり都心の一等地での地下Pとテナント企業さまのフロアに出向くのは、いつ来ても緊張するモノです。
クライアントは、モダンPCで有名なMicrosoft社さま。
お得意さま向けのパーティでのケータリングをさせて頂く案件となりました。
ビル自体と社のセキュリティ&コンプライアンス等もあり、なかなかいつものイベントのような調理はできない状況ではあったのですが、出張するスペースの制約に合わせることも大切と考えております。
例えば都心一等地のビル内だと、熱源調理に制限があり、なかなかコシがある茹でたて蕎麦をご提供することが難しいことがあります。
カセットこんろが使えれば理想に近い蕎麦がご提供できますが、IHこんろとなると今度は時間がかかってしまう。
IHこんろすら使用不可のビルも珍しくありませんし、こうした案件の場合も対応できるよう、楽常は経験値を持っております。
調理が一切NGというビルでのホットケータリング案件でお悩みの代理店さま、担当者さま、ぜひともご相談頂ければと思います。
さて、いつものブースも設置OK。
少し天井高さとの兼ね合いで慎重さが求められましたが、広いフロアになればなるほど、やはりこうした縦に目を振らせるやぐらベースが、会場に奥行き感を出すような気がします。

懇親会が始まると100名ほどのゲストさまが会場から移られて来ました。
バリバリのビジネスマン、キャリウーマンで、お蕎麦が受け入れられるか心配ではありましたが、結果的に完売状態。
まずは良かったです。

普段ホットケータリングという、現場調理をしていると、他のケータリング業者さまとの兼ね合いで、なかなかセンターテーブルに提供というのは難しい状況でありますが、やはり、蕎麦屋ならではの一口サイズの料理というのが必要と常々考えておりました。
そこで今回、これまで試作を重ねて参りました鴨肉を使ったカップライスを、つまり鴨丼ですね、テスト的に提供してみましたところ、早々に完売することができました。

もう少しお肉を柔らかく、歯ざわり食感などを改良せねばなりませんが、まずはお蕎麦と共存できる味付けがバッチリ決まったので、これをベースにお蕎麦とカップライスというスタイルで行きたいと思っています。
今後もこうした新たな試みを実践で培って行きたいと思っていますので、お楽しみに。

パーティーも後半。
和風マジシャンの方が皆様をびっくりさせている間もちらほらとお蕎麦が出ており、あと残りわずかとなりました。

今回は器もご用意させて頂きましたので、最終的に回収をしなければなりません。
ただ、一流企業になるほど、こうしたエコ活動が重視される傾向にあり、最近では使い捨て器を使用する機会が減ったのはイイことですね。
社内社外に向けたイベントの際のイメージの与え方として、器などのレンタルも楽常はしっかりと考えておりますので、一度、提供の方法なども含め、ざっくばらんにご相談頂ければ幸いでございます。