ラグビーW杯準決勝戦の府中パブリックビューイングに天ぷら屋台

日本が敗退してしまったとは言え、いよいよ架橋に入ったラグビーワールドカップ日本大会。
準決勝戦でもあるウェールズvs南アフリカ戦に、遅ればせながらパブリックビューイングに屋台として出店させて頂きました。
府中はラグビーに力を入れている地域であり、府中駅すぐのけやき通りを特設会場化し、ビジョンカーを置きパブリックビューイングとして、開放しております。
ストリートバル化した歩行者天国は、まさに人が心地よく歩ける、そんな通り。

昼間は、お子様連れの、ちょーどハロウィンイベントの真っ最中。
ふだんは蕎麦の提供なのですが、どうしても屋台イベントとなると給水の問題があり、今回は天ぷら屋台として出店。

海老・イカ・舞茸・ししとうの4点セットを提供。
他にも生ビール・ハイボール・サワー・日本酒と、多種多様なアルコール類とともに提供させて頂き、若い人が多い中にも、天ぷらは珍しいね!というお声を頂き、少し優越感が芽生えたのは嬉しいことでした。
そうした若い世代が多いということもあり、天ぷらはどうだろーか と思っておりましたが、これがなかなか食いつきが良く、塩をぱぱぱっと振って粋に食されているさまを見て、天ぷらの可能性をもっと広めて行きたいと思いました。

夜になるといよいよ巨大なモニターには、戦いの様子が映し出され、滞在時間の長さにより売上の心配もなくなりました。
今回、環境問題もあり、いかにドリンクカップの使い捨てを抑制できるか の実験も試みました。
ビールとハイボールとサワーに関しては、2杯目からずっと、半額として、条件は手持ちのカップに注がせて貰うという方式を導入。
もちろん、売上はちょいと落ちますが、アルコールはあくまで消耗品。
そこは肝臓くんにがんばって頂き、カップの使いまわしを促進する、環境保全にも配慮した有意義な実証実験となりました。

予想通り、カップも用意した半分も減らさずに提供することが出来ましたし、何よりゴミが半分ということにもなります。
ぜひ、各イベント業者にマネをして頂きたい方式だと思います。
何事も、ウィンウィンでありませんと消費者は乗って来ません。
提供側だけ得をする、消費者だけ得をする。
国が打ち出す商品券戦法では根付くこともありませんし、世相にさした影響も与えず、消費を則すことにもなりません。
損して得しろ という言葉もありますが、商売人であれば、paypay戦法を取るべきなのかなー と考えさせられる実験でした。

悔しくも日本が負けた南アフリカが勝ちました。
こーなったら優勝して頂きたいと思ったりもしますが、勝敗うんぬんより、このラグビーワールドカップ日本大会で、ラグビーの素晴らしさを知ることができました。
そして、男の心意気と能力が女子優勢の日本に新たな風が吹くきっかけとなるのではないでしょうか。
仲間のために正面からぶつかって行く。
このラグビー魂が、今の日本には失われていると気付かさせてくれました。
素晴らしいスポーツですね。