晴れ渡る青空です。
気温が低いですが、それゆえに空気が澄んでいてキモチの良い月曜日です。
コロナウィルスの蔓延という報道が連日されている世相ではありますが、より一層衛生面で気をつけてケータリングを行うという方針であります。
そんな中、いつもお世話になっている仮設住宅総合企業の「三協フロンテア」社さまからのご案件で、会長さま所有のサラブレッド「フロンテアクイーン」の引退記念パーティが開催されるということで、自社ホールにてSOBAケータリングさせて頂きました。

まさかこれが仮設住宅(プレハブ)とは思えないクオリティですよね?
音響や耐久性にも徹底的にこだわった技術が結集されているスピーディー住宅とでも言った方がイイでしょうか。
ホール型の広々とした空間に、社員さま130名ほどがお集まりになります。
今回は楽常も自ブースを設置させて頂き、パーティに華やかさを演出させて頂きました。

天ぷらは三種。
海老といかとあなごという海鮮チョイスをさせて頂きました。
その時のシチュエーションで具材のチョイスはお任せ頂くところもありますが、往々にしてお野菜は、あまりケータリングでは出ません。
普段のお食事と違いというところもありますし、パーティですから、やはりスペシャルが具材の天ぷらの方がウケるようです。

なぜにフライパン?とお思いでしょうが、浅いことが重要なんです。
天ぷら屋さんのそれとは違い、我々蕎麦屋の天ぷらは、衣が命なんです。
衣がお汁を吸ってほろほろになりお汁に衣溶け出すのが絶品であり、それをベストとしているわけです。
そこで、浅めのフライパンが重要になってくるんです。
沈んでしまうと衣をつけることができないんです。
餅屋は餅屋でしょ?

こうした大人数のパーティの場合は、三種を揚げて、ずらずらーっと並べ、お好きな具材を蕎麦の上にダンクして頂くというスタイルがベストかと思っています。
少々、屋台前で渋滞はするのですが、セレクトする楽しみ というのも重要であります。

しかし、これだけの人数のパーティではありますが、ぎゅうぎゅう感はそれほど感じません。
広いです。
建築関係に居た著者からすると、梁がこれだけの広さのスパンで持つという構造は、やはり部材の軽さゆえというのが理解できます。
通常建築ではありえないスペースです。

温かい蕎麦も提供スタートです。
寒い日ですから、やはり温かいかけそばが出ます。
一応、冷たい蕎麦もセレクトできるようにしておりましたが、大半かけそばでした。
蕎麦と天ぷらの相性に楽しんで頂き、今回は鴨の塩焼きを付けさせて頂きました。

鴨肉をじゃーっと目の前焼いて、温かいうちに召し上がって頂くスタイルなのですが、これが好評でした。
これだけ広いスペースだと鴨を焼いてもあまり充満はしないということもあり可能なオプションでしたが、天井高さが決まっているオフィス内ではちょっとツライかな~
天ぷらも好評でしたが、海老とあなごから売れて行きました。
やはりスペシャル感が高いモノから売れるもんなんですよね。
いかは海老とあなごに囲まれれば、日常感ありますもんね。

サラブレッドの映像なども大きなスクリーンで楽しみながらパーティも架橋になり、無事終了となりました。
こうした楽しいパーティにコラボさせて頂きましたこと、スタッフ一同、感謝申し上げます。