新茶シーズン到来ということで、今回はお茶屋さんとのコラボレーション企画として、小金井市の「お茶の井上園」さまのお茶イベントに参加させて頂きました。
スカっと天気の良い5月晴れの土曜日ということで、総勢30人のお客様に、静岡屈指の新茶抹茶粉を絶妙に配合した、お茶切り打ちをデモンストレーションしお召し上がり頂こうという企画です。
前回の記事、茶そばの効用をご紹介し、そのスーパーフード加減はご理解頂けたと思います。

そうした、美と健康を持続させるスーパーSOBA、茶そばをお集まりのお客様に味わって頂きたいと企画が立ち上がりました。
お茶切りデモ+そばケータリング
井上園社長さまからの持ち込み企画ということで、さすが地元に根強い企業さまということもあり、本日は地元ケーブルテレビ局も入り、まさに旬なイベントと相成りました。
井上園さまのお茶イベントは、今回で31回目となり、年二回の開催。
つまり、もう15年も続けている伝統イベントということもあり、そんな会に参加させて頂けるのは、ひじょうに光栄なことであります。
地方茶園のイベントの茶摘み体験なども開催されており、スタッフさんもひじょうに手慣れた感じでお客様をエスコートしています。
こうしたイベントの成功を、たくさんされている方と一緒にお仕事をすると、ほんとうにおもてなし精神が根付いていて、我々出張サービスを主軸としている仕事のスタンスとして、ひじょうに勉強になります。
お客様の受け入れ、ご挨拶、ウェルカムドリンクのサービス、社長自らのMCなど、頭の下がるプロフェッショナルの流儀を見ました。
もちろん、そんな企画を成功させるために、我々も持てうる技力を出してがんばりました。
今回は体験イベントというより、そば打ちデモを見て頂き、愉しみながら香り高い茶そばを召し上がって頂くのが目的。
講師の鈴木は、いつものレッスンよりも話術を使い、お客様の笑顔を引き出すのを最重点と致しました。
抹茶をさらしなに混ぜ込み水回しのステップに進む過程で、香りが立つのです。
ふわ~~ん とイイお茶の香りです。
これを皆さんで香って頂く、そんな一コマもありました。
こんなスタイルが、壇上に昇って上からそば打ち技工を見せる「上からデモ」とは違う、お客様の目線と一体でやれるそば打ちデモンストレーションです。
今回の会は、女性のお客様が大半ということもあり、やはりいつものそば打ちに興味津々な中高年男性とは視線が違う質問なども飛び交います。
お客様が気軽に問いかけ、講師がお答えする談話の中でそば打ちを進行する。
一種独特な技工に、お客様もご満足の様子でした。
そして、切りに入るタイミングで、キッチンは大忙しとなります。
30人前の茶そばを茹でシメ、盛り付け、薬味を用意し、いいタイミングでご提供しなければなりません。
もちろん、この辺りの段取りは、楽常の真骨頂であり、ケータリングに際しても一日の長があります。
日本で唯一の蕎麦の博覧会、大江戸和宴、通称「蕎麦フェス」にも毎年参加している、百戦錬磨の経験が、こうしたご提供のタイミングで活きます。
茹でたてのお蕎麦、しかも新茶の香り高い茶そばをお召し上がり頂き、「おいしい!」「ぺろっと食べちゃった!」など、嬉しいご意見も直接頂戴でき、嬉しい限りでございます。
お客様は、お茶切り打ち、そばケータリングという第一部を終え、第二部の茶スイーツや、幻のお茶などを召し上がりながら、先日行われた茶摘み体験などの映像なども見て、会場を後にしました。
「今度はお店に行くねー」なんて珠玉のご意見も頂けて、感無量でございます。
こんな素晴らしいイベントのコラボレーション企画をご考え頂き実現頂いた、お茶の井上園さま、お集まり頂きましたゲストさま、まことにありがとうございました。
さらに、お客様にご満足を与えられるよう、アイデアを形にして行きたいと思っております。