いよいよ第四回の開催となりました、ハンディキャッパーにそば打ちを体験して頂きたいという、この企画。
毎回、いろいろな試行錯誤を試させて頂いておりますが、今回は、木鉢ではなく、ボウルでの水回しにチャレンジして頂きました。
木鉢での水回しは、鉢の中に手を入れて粉を混ぜるイメージとなると思いますが、このぐらいの大きさのボウルでやった場合は、左手でボウルを振りながら右手で回す片手混ぜということでもありながら、限りなく速く水を回すことができました。
これは収穫です。
粉が散らず、真ん中に集まる半丸の形状も水回しに良い効果があります。
集まることで蒸発を防げるというメリットもあります。
ま、キッズの場合はどろんこ遊びですから、木鉢がグッド。
粉を混ぜ混ぜするのは、どんなお子さんでも楽しそうにやるもんですね。
ただ、中学年ぐらいになって来ると、混ぜて生地にするという段階が理解できているので、なんのために混ぜているか目標を設定し一生懸命、目的のためにやっているのがわかります。
台座とテーブル面の高さの関係性も、四回にしてわかって来ましたし、あとはいかにスムーズにそば打ちという製作工程と、食べて頂くという実食工程の楽しみ方を演出できるかがカギとなって来ました。
男性の方だと、ほぼサポートなしで、この台を乗れるので、サポートはほとんど不要です。
今回、ハンディキャッパーのそば打ちということで、お知らせや口頭でサポートを募ってみました。
すると、普段木曜定例のそば打ちレッスンに参加されている生徒さんの一人がお手伝いを駆って出てくれました。
元々教師をやっていて趣味でそば打ちを習っていたということもあり、教えたり注意を促したりする、コミュニケーション力がまことにうまい。
今後も楽常の事業をお手伝い頂けるということで、十分な戦力になりそうです。
さて、延しの工程ですね。
3回目ともなるとかなりの手付きになっています。
丸出しから角出しへの流れがしっかり理解できているので、今、段階のどこにいるのかがわかっていると、やはり違いますね。
とは言え、そば打ちなんぞ楽しんだもん勝ちです。
キッズはわかっています。
ころころ楽しい!
さすがに包丁は怖いので、お母さんが切っているところを見てて頂きます。
うまく切れるかな!?
生地を切る工程にもなると、集中力も切れるもんですが、やはりそこは男性です。
丹念に丁寧に細く、次はもっと細くと、切磋琢磨を繰り返している様子が伺えます。
往々にして、そば打ちとは、やはり男性の感性に合っているのかも知れませんね。
どうですか!
初めてとは思えないほどの出来栄えですね。
きっと美味しいお蕎麦になることでしょう。
今回のバリアレスSOBAUCHIも、滞りなく終了。
毎回、楽しい刺激を頂ける、ハンディキャッパーの仲間たちに感謝申し上げたいと思います。
我々楽常の想いは、この毎回のバリアレスSOBAUCHIを、より多くの方に認知して頂き、蕎麦の魅力、蕎麦屋の魅力、そば打ちの魅力を広く伝えて行きたいと思っております。
もし、これをご覧の方で、サポートをしてみたいとお考えの方がおられれば、例えば、都内スペースをお持ちで、そのスペースで彼らと共に楽しい一時を味わってみたいという方や、イベントで彼らのそば打ちをする姿を見て貰える場の提供をして頂ける方、メディア取材をしてみたいと思われる方など、伝える側に居る方のサポートを欲しております。
そんなサポートを楽常はお待ちしております。