11月、寒かったり、汗ばむ日があったり、雨が続いたり、カラっと吹きっさらしの風が吹いたりと、気候がころころ変わるのも、また、特徴です。
本日の出張そば打ちは、行政さま。
神奈川県の寒川町役場の皆様と、一緒に楽しく打つコトとなりました。
地方自治体でのコミュニケーションイベント
寒川町は、厚木と茅ヶ崎の間に位置し、自然も多く、まさに役場の向かいの公園は、一面芝生が広がり、のんびり休日を過ごせるような、心地の良い土地柄です。
そんな役場の皆様に、日頃のお仕事から、しばし開放して頂き、楽しいそば打ち体験をして頂ければと、企画されたイベントです。
なかでも、そば打ちイベントは人気であり、募集するとすぐに埋まってしまうとのコトでした。
嬉しいコトですね。
皆様、公務が終わる17:30~ぐらいをめどに、段取りを始めます。
とても広い会議室を用意して頂き、とても段取りがしやすかったのが印象的です。
今回は、21人を2チームに分け、前半と後半に分け、打ってみようと思います。
そして、いつものように、インストラクター鈴木から、デモンストレーションの様子です。
正直、想定していたよりも、気候が乾燥しており、プラス20ccを当初の200ccにプラスさせて頂きました。
ココが、そば打ちの難しいトコロです。
いつも同じではない。
あとは、水回し加減により、調整してみたいと思っています。
こうして、鉢が並んでいると壮観ですね。
それぞれの鉢で、どのよーなお蕎麦が出来上がるか、今からワクワクしております。
デモは、いよいよ終盤。
切りの工程に入りますが、さすがに刃物を扱いますので、皆様も真剣ですね。
デモンストレーションも終え、まだ、インストラクターの打ち方のイメージが残っているウチに、いざ、本番です。
楽常のそば打ちは、衛生面にも、もちろん気を配っております。
そば打ち前には、しっかりとアルコール消毒をして頂いてから生地を練って頂くというステップを踏ませて頂いております。
テイクアウトの場合は、特に、常温での持ち歩き時間もありますので、そこは慎重に道具の方も消毒を施しております。
まずは、水回しです。
ガマンの工程でもありますが、皆様、2度目、3度目の方もおられるようで、回し方が上手です。
しっかりと手もみをしていらっしゃる方もおりますし、手慣れた様に、我々もびっくり!しました。
そして、延しの工程。
今回、インストラクターの応援で、蕎麦粉屋さんから助っ人として参加の藤本も、丹念に指導をしております。
粉のスペシャリストでもありますから、何なりとご質問を投げて見て下さい。
さて、こちらは、華やかな女性陣です。
女性特有でもありますが、とても繊細な手つきで、丁寧なきめ細かいお蕎麦を打つのが特徴ですね。
インストラクターの声にも、しっかりと耳をかし、さすが、マルチタスクが得意なのも、感心致します。
練りの工程ともなりますと、やはり女性は大変です。
腕の力だけだとへばってしまいますので、こうして、体重を乗っけるように、こねるのは、とてもイイお手本ですね。
とってもうまいです。
さぁ!最終工程の切りです。
普段、キッチンに立っての包丁とは違って、少し大きめの包丁にとまどいながらも、やっぱり、女性の切りはさまになりますね。
細くて繊細なお蕎麦が着々と出来上がっております。
今回の環境でありますと、火を使うコトが難しいというコトもあり、打ったお蕎麦は、テイクアウトとなります。
テイクアウトでありましても、楽常は一味違います。
枕崎産鰹節から取る、西鶴間増田屋、お店で出すモノと同じ出汁を使った、盛りつゆをお付けしております。
こちらのテイクアウトセットは、一部オプション料金となりますが、こうした体験イベントでも、手を抜かない「美味しさ」のご提供を、楽常のモットーとしております。
楽しんだ後は、美味しく終わる。
そんな、満足度のある出張そば打ち体験教室、ぜひ、行政さま、企業さま、ご興味があれば、ご一報頂ければ幸いでございます。
最後に、今回、ご依頼を頂きました、寒川町役場関係者さま、場所のご提供と楽しいひとときを、ありがとうございました。
楽常のそば打ち、今後共、よろしくお願いいたします。