暑い暑いなんて思っていたら、夕方からドバー!っと降り出して参りました。
少し涼しくなってきたのですが、さすがにこの雨はスゴ過ぎますね。
そんな悪天候の中の西鶴間増田屋にてのそば打ち会は、今回は変わり蕎麦でもマイナーな部類に入る、レモン切りに挑戦してみました。
変わり蕎麦でも、デリケート系の食材を入れ込む場合は更科粉を使います。
そばの実のさらに芯に近い部分で、さらりとしているのが特徴であり、正直打ちにくいのは否めません。
加水は慎重にやってみましょう。
では、まず、レモンピールを擦り下ろすところからやってみましょう。
使うのは皮のみなので、擦り下ろして行くと、こんな不憫な感じのレモンが残ってしまうのは致し方ないでしょうが、これ、輪切りにして温かいお蕎麦の上に乗せてもおもしろいでしょうし、いろいろとお料理にも使えますので、捨てずに取って置きましょう。
そして水に混ぜてレモン水を作ります。
これを粉に入れ込むことで、レモン風味の蕎麦が出来上がるということですね。
もうこの時点から店内ですごい爽やかな柑橘系の香りが充満しております。
この柑橘系の香りってのは、若々しい清々しい気分になりますね。
パワーがみなぎるような感覚で、生徒さん、そば打ちに勤しんで頂いているようです。
というより、普段の蕎麦粉と違うため慎重に進めているのか?若干静かな感じはします。
たしかに更科からのそば打ちは加水具合が難しく、くくりの段階である程度入った感じがしてもなかなか出て来なかったり、突如出過ぎたりと、水具合はほんとうに気を使います。
でも、イイ感じに回って来ていますね。
レモン水ということで、若干黄色みがかっているのもわかります。
この西鶴間増田屋で、定例で行われているそば打ち会は、もともと古くから行われてきたものです。
最近になりまして、楽常の出張そば打ちをやる過程で、通いでレッスンを受けたいという方が増え、では西鶴間増田屋にお越しになってみてはいかがですか?という流れになった生徒さんが半数を占めます。
ゆくゆくは、この定例会をお店の方とのバランスを考えながら、大きく多人数にして行きたいと思っています。
理想の体系は、いつでもやりたい時にできるそば打ちショップを目指して行きたいのですが、まだ、その準備が整っておりませんので、じょじょに広げて行けたらと思っております。
現状は、月一の木曜定例会として行っておりますので、もし、ご興味のある方がおられれば、お気軽にご一報頂ければ幸いでございます。