楽常のお蕎麦は、製粉会社から取り寄せています。
お蕎麦屋さんからすれば、当たり前の商流なのですが、こと、そば打ちをサービスとして販売する我々楽常のような業社だと、一瞬、その流通がどうなっているのか?不明になるのではないかと思っています。
ですが、そこは店舗経営のお蕎麦屋さんと一緒。
製粉会社さまとより良い関係を築き、今、このタイミングで一番美味しい蕎麦を厳選して貰って、そば打ちに最適な実を納入して頂いております。
だから、蕎麦を打っている時に香りが立つんですね。
そんな良き関係を続けている製粉会社さまから、この時期にお誘い頂くイベントがございます。
蕎麦の種まきです。
おもしろそうでしょ~
今後、そば打ちと蕎麦畑を絡めた農業イベントなども、一般消費者向けに企画を立ててみたいと思っておりますが、まずは前哨戦。
我々スタッフが実践してみなければなりません。
天候は少し雨混じりの、畑仕事にはベストな感じで、しっかり引いております。
製粉会社の方々と、内々の身内的な方々で総勢20名ぐらいの畑仕事となります。
蕎麦畑というのは多少石があろうと塊土があろうとノープレブレム。
荒れ地でも育つってのが蕎麦の最大のメリットであり、足を使って掘ったって全然OK。
腰を思いっきり曲げて苦労と悪天候の戦い という作物作りとは一線を画するのが、蕎麦作りが、今、こんな過酷な気象状況の日本で流行っている理由でしょうね。
簡単に言えば、てけとーでもぐんぐん育つ作物。これが蕎麦です。
この広さの畑で、この人数が居れば、種まきは朝のうちに終わってしまいました。
BBQなども行いながら昼飯を食べて、これで本日のイベントは終了。
そば打ちはお手の物ですが、こうした畑仕事などは、まんま今回が初めての経験で、本当に貴重な体験会となりました。
こうして自分で耕し、種をまき、芽が出て、実がついて収穫できた暁には、感無量でしょうね。
この想い、ぜひ、皆様にも体験して頂きたいと思った。
それが、我々楽常の率直な意見ですね。
今、このシチュエーションの、この人たちの想いで作るもの。
こうしたフードの基本中の基本を体験することこそが、食育であり、そんな簡単な言葉で解決できない、人間が食べる意味を考える根本的なところなのではないかと考えます。
ぜひ、実現に向けて。