お蕎麦と日本酒の組み合わせは王道であり、江戸時代の頃から親しまれてきたトレンドともなっています。
そして今、やはり新たな日本酒ブームもあり、これまで稼ぎ頭であった大人の男性の嗜みであった日本酒が、女子たちにも人気の逸品になっていることは周知の事実でございます。
各地方の酒蔵でも新種のお酒を発売したりと、まさに日本酒の新たなスタイルが確立され始めています。
そこで、そば打ちサービスを行う楽常でも、そば打ちという体験型のエンターテイメントにプラスし、なかなか家庭ではできない、日本酒の三種飲み比べというオプションをご用意しております。
季節の日本酒 三種利き酒
数多くある各地のそば打ちサービスですが、なかなかお酒とのセットで演出できる総合的なサービスは存在しません。
これは楽常のメインインストラクターでもある鈴木が、老舗のれん蕎麦屋を営む前に、某有名ホテルのバーテンダーで修行をしていた経歴があり、お酒の良し悪しを判断する五感を持ち合わせているところに起因します。
お燗名人の称号も持つ鈴木が、ふだん蕎麦屋経営で培って来た酒蔵との連携、そしてそこに付随する酒屋との良好な関係で、ふだんなかなか手に入りにくい店頭では並ばないような地酒を入手することが可能な点も、楽常の日本酒プラスオプションが人気の理由となります。
そして昨今の女性や、草食系男子にも人気の口当たりの良い日本酒ブームもあり、この度、楽常でも、その貴重なお酒との味比べが気軽にできる、三種利き酒オプションなるものを始めました。
各店の牛丼の味比べ、お米銘柄の食べ比べなど、ふだん家庭ではなかなかできない味比べを、ぜひ、そば打ちやそばケータリングと一緒に味わって頂ければと思っております。
そして、今回、そんな味比べに欠かせない三種皿を製作致しました。
この三種皿、口コミで欲しいというご意見が多く、少し露出してみようかと思っておりました。
店舗で使われる方、そしてご家庭で雰囲気から愉しみたい方など、欲しい方をおられれば一枚¥1000でご提供可能です。
製作過程などもご紹介しておきます。
三種利き酒皿の製作
正直、水には弱いのですが、やはり日本の木材と言えば、杉。
この杉の板を使って、日本酒の猪口が盛れるように加工して行きたいと思っています。
12mmほどのプレナーに通した杉板を使用し、トリマと言われる電動工具を使って、コップの底の寸法に合わせ、丸く掘ります。
板の上にコップをのっけるだけでは味気ないですし、少しでも雰囲気を楽しんで頂くためにも、こうした加工を行いました。
また、穴を空けてしまうという方法もありましたが、出張時や厨房収納時にもかさばることにもなりかねないので、彫るのがベストと判断です。
丸く彫るのは少々テクが必要になります。
そして、この白木の杉材に深みを与える焼き加工を施します。
これはバーナーで炙るのですが、燃えてしまうことを炙ることは紙一重なので、慎重に焼き色を付けていきます。
柔らかいところが黒く焦げ、硬い木目部分が白く浮き出るので、いい感じに木目がヒューチャーされるのがわかりますね。
あとは、少しでも耐水性が上がるよう、ウレタン塗装をして完成。
ただし、熱を入れた時点で反り返ってしまったモノは、ゴミとなりますので、10枚が10枚とも仕上がるわけではありません。
単純な製作工程ですが、どうでしょうか?仕上がりは?
天然木を使用した、まさに日本酒をもり立てる三種盛り皿。
他にも、お酒の肴三種盛りなどの小皿置きにも使えそうですね。
ご興味のある方は、お気軽にご一報頂ければ、寸法出しから相談にお乗り致します。
そして、楽常の日本酒プラスオプション、さらに、量を呑みたいわけではなく、ほんのり地酒を味わいたいという方向けの、三種利き酒オプション、お気軽に担当にお申し付け頂ければと思います。
1.5倍ぐらいお酒が美味しく感じれるようになったのではないでしょうか?